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2011年06月13日 23:47
作者:mj
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それでも私は希望を語ることにした

震災から3ヶ月が経ち、原発の収束の目処は経たず、まだ何万人もの人たちが避難所生活を続けている。辛く苦しい今だからこそ、希望を捨てないで忍耐強く生きてほしい。

 「それでも私は希望を語ることにした」


 東日本大震災から3ヶ月が経過した。傷跡はまだ深く癒えない。
 大津波で流された建物は瓦礫となり当面のところ平地に積み重なっている状態だ。
 行方不明者は未だ確認されず、多くの人が生死を確かめられず心の整理がつけられずにいる。
 何万人もの人が避難所で暮らし、精神的にも肉体的にも厳しい環境で暮らしている。
 原発はメルトダウンし汚染水を垂れ流し続けている。そしてその解決法も確かなものはない。
 政府は対応に激しく遅れ、その責任を問われている。

 未だ悲惨的な状況は絶えない。
 それでも私は希望を語ることにした。

 今はあまりに被害が大きすぎて、あまりに事の対応が悪すぎて復興や復旧は絵空事として考えられているかもしれない。
 しかし、震災にとって復興は希望だと村上龍は言った。そして村上春樹はカタルーニャ国際賞で原発に対して我々は力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」でなくてはならないと語った。春樹の処女作である「風の歌を聴け」の冒頭にあるように完全な絶望は存在しない。
 今はまだ復興や復旧が信じられないかもしれない。それでも私たちは生きている以上、復興に向けてひとつひとつ歩んでいかなければならない。
 戦後の焼け野原から、阪神淡路大震災などの震災から、私たち日本人は立ち直ってきた経験がある。強く再生する力を持っている。その力をどうか信じて、今の状況に耐えてほしい。希望を捨てないでほしい。

 とにかく被害が甚大な上、どうしたらいいのか対応にも困っている状態である今は多くの時間を必要としている。すぐに解決できる問題ではない。そこを理解してほしい。この震災に特効薬はない。ただじっと苦しみに耐えて、復興へと進んでいくしかない。
 我々は自分にできることを明確にすべきで、自分がやるべきことを実行すべきだ。ひとつひとつ確かなものを積み重ね、長いスパンでものを考えるべきだ。辛いかもしれない。苦しいかもしれない。それでも希望を捨てないでほしい。希望を捨て歩みを止めてしまってはこの震災を乗り越えることはできない、

 何度も言う、希望を捨てないでほしい。この震災に特効薬はない。多くの時間が必要だ。そして自分にできることをすべきだ。
 被災地の方々からの悲鳴はメディアを通して伝わってくる。復興も心の整理も簡単なことじゃない。でも希望を捨てたらなにもできない。だからそれだからこそ、それでも私は希望を語ることにした。