募金に関して
2011年04月27日 00:27
作者:関根凌
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休むことも大切だ

 

 俺にも、走り続けることが全てだと感じていた時期もあった。生きることは休まないこと。そうに考えている時期もあった。
 走って、走って、走り続けて、その先にある達成感を得る。そしてまた次の達成感へ向けて走り続ける。
 無駄じゃないかもしれない。それはすごい事かもしれない。いろんな壁にぶち当たっても、苦しくても、走り続ける。
 でも、ここで、ちょっと休んでもいいじゃないか。壁にぶつかったときに、壁に背を預け、体を休めてもいいのではないか?
 休むことにしたって、無駄なことは何一つないんだ。立ち止まったときに、足元に花が咲いていたり、風の音を聞いたり、そこでまた立ち止まってくれる人もいるんじゃないだろうか?その人の声に耳を傾けたり、その人に声をかけたりする。無駄じゃない。決して無駄じゃないんだ。
 君の目の前に立ちはだかる壁は、本来ならば決してぶち当たることの無い様なとてつもなく大きな壁だ。今まで走ってきたんだ。この壁を前に休んだっていいじゃないか。そうすれば自ずとそこで立ち止まる人が増えてくる。深呼吸をして、皆で手を合わせて乗り越えていけば、いつも走り続けていたときに得た達成感とは比べ物にならない位の、大きな、大きな物を手にすることが出来るんだと思う。
 今は休むときなんだ。腰を下ろして、周りの声を聞いてみよう。周りの景色を見てみよう。
 何が聞こえる?何が見える?
 それは絶望かもしれない。どれだけ綺麗事を言ったって、自分の近くには大きな壁があるのだから。でも、振り返ってみよう。そこには貴方の築いてきた「軌跡」がある。歩んできた「歴史」がある。自分の築いてきた「軌跡」に「奇跡」が生まれるかもしれない。壁を越えれば、「歴史」の先に「未来」が見えるかもしれない。
 急ぎたい気持ちも分かる。でも一旦落ち着いて。自分の「軌跡」を見てみよう。自分の「歴史」を見てみよう。
 そうすれば、「未来」に「奇跡」を起こせるかもしれないよ。
 「生きる」ことは「休む」こと。「休む」こととは、「生きる」ことなんだ。
 手を差し伸べよう。奇跡を起こそう。そうすればきっと、皆は一つになれるから。